髪の毛(毛髪)の構造
髪の毛は、外側から毛表皮(キューティクル)、そして毛皮質(コルテックス)、毛髄質(メデュラ)の3つで構成されています。それぞれを簡単に言うと、
キューティクルは、髪の毛の一番外側にあり、ウロコ状で硬く丈夫ではあるのですが、傷や摩擦に弱い性質です。髪の毛の美しさ(ツヤ)はここで決まります。
コルテックスは、髪質(強度・弾力や太さ)に影響します。この中に黒い色素が点在していますので髪の毛は黒く見えます。
メデュラは、髪の毛の芯にあたります。
髪の毛は、地面から草が生えている感覚で見てしまいがちですが、そうゆうものではなく皮膚の一部なんです。毛根と毛幹から形成されフサフサ生えているのが毛幹で、毛根は頭皮内で髪を作っています。ただ皮膚と違い髪の毛は、自然治癒能力がありません。毛根は常に元気でいられるよう気をつけ、髪の毛は日常でしっかりケアしてあげることが大切です。
ヘアサイクル
ヘアサイクルとは発毛周期とも言われます。毛髪は一生伸び続けるものではありません。寿命がくるまで伸びて抜けます。そして新しい毛髪が生えてきます。それをヘアサイクルといいます。成長期 → 退行期 → 休止期を繰り返します。
成長期では、髪の毛はぐんぐん成長します。
退行期では、髪の毛は成長しなくなります。
休止期では、髪の毛が抜けはじめます。そして毛根の奥では新しい髪の毛をつくる準備がはじまり、また成長期から繰り返します。
髪の毛ってどれくらいあると思いますか?もちろん個人差がありますが、約10万本あると言われています。毎日100本くらい抜けるそうですが、先ほど説明しましたヘアサイクルがありますので、それくらいなら心配する必要はないそうです。
髪の毛(毛髪)にいいグッズやサプリメント