バリバリの腹筋を手に入れる
他の腹筋のページでも書いていますが、バリバリの腹筋(シックスパック)を手に入れるためには、
皮下脂肪をできるだけ薄くするために体脂肪を落とし、腹筋をしっかり鍛える必要があります。
腹筋を鍛えても体脂肪が厚いと鍛えた腹筋は見えません。
逆に腹筋を鍛えないで、体脂肪だけを極限まで減らす事ができても、見えるのはボコボコした迫力のある腹筋ではなく薄い腹筋です。
薄い腹筋でもポコッと出たお腹よりはいいのでしょうが、やはりボコボコしたバリバリの腹筋がいいに決まってます。
なので、バリバリの腹筋を手に入れるためには、
1.腹筋を鍛える
2.体脂肪を極限まで落とす
という2つの作業が必要になります。
腹筋を鍛えまくっても、それだけではダメですし、体脂肪だけを落としてもダメなのです。
2つの作業を正しく行なう必要があります。
他の部分と同じです。
腕でも、背中でも、胸でも同じです。
筋肉を筋トレして鍛え、更に体脂肪をしっかり落とさないと鍛えた筋肉は見えないのです。
他の部分は理解していても、腹筋については間違ったことをしている人は多いのです。
「腹筋は毎日200回してます」なんて人も多いです。
腹筋も筋肉であり、他の部位の筋肉と同じです。
胸を鍛えたいと思ってベンチプレスを毎日200回するでしょうか?
そう考えれば腹筋を鍛える方法が見えてきます。
毎日しなくてもいいのです。むしろ毎日は筋肉が回復する時間が足りないので悪いです。
腹筋は回復が早い筋肉だといわれていますが、多くても1日置きくらいにします。
ハードな腹筋運動をしているなら、もっと間隔を開けた方がいいと思います。
200回とかではなく、20レップくらいを3セットなど、他の筋肉を鍛えるのと同じように計画します。
20レップは一例ですが、20レップを1セットとするなら、20レップで腹筋に効かせられるよう負荷を調整します。
腹筋運動では、手の位置を変えます。
手をお腹の上にすると軽いですが、胸の上で組んだり、頭で組んだり、頭上に伸ばしたりと手の位置を上げれば上げる程
負荷が増えます。
それでも負荷が足りなければ、胸の上にバーベル用のプレートを乗せたりします。
大切なのは、腹筋に効かせることができるように負荷を調節することです。
軽すぎても重すぎても腹筋に効かせることができなければ時間の無駄になってしまいます。
やらないよりはマシでしょうが、もったいないです。
体脂肪を減らす方法ですが、腹筋運動は腹筋を鍛えるものであって腹部の体脂肪が腹筋運動によって減る、とは考えないでください。
体脂肪を減らすのは、また全く別の作業だと考えてください。
(腹筋が発達すれば、腹部の脂肪が燃焼しやすいということもあるのですが、気持ち程度ですので考えてはいけません)
体脂肪を減らしたいなら、「有酸素運動」と普通思いつきますが、体脂肪を減らすにも筋肉トレーニングが有効です。
これは全身の筋肉トレーニングという意味です。腹筋運動だけでは体脂肪燃焼にあまり役立ちません。
全身の筋肉をトレーニングすることが体脂肪燃焼に役立ちます。
筋肉トレーニングの直後に有酸素運度を軽く行なうことは体脂肪燃焼に役立ちますが、有酸素運度だけだと運動している間は体脂肪燃焼が促されるのですが、運動後にその効果はありません。
しかも、有酸素運動はそれ程カロリーを消費しないのです。
筋肉トレーニングならば、運動後も長時間代謝が上がります。
運動後も体脂肪燃焼が促されます。
筋肉が大きいとより多くのエネルギーを使います。何もしていない時
寝ている時でさえも、より多くのエネルギーを必要とします。
つまり、筋肉が大きいと体脂肪が減りやすいのです。
筋肉トレーニングを行なうと、体脂肪燃焼を促すホルモンの分泌も高まります。
筋肉トレーニングをすると筋肉が傷つき修復され大きくなっていきます。
この修復作業時にも体脂肪がエネルギーとして使われます。
体脂肪を減らすには、筋トレは必須です。やらないと損です。
体脂肪燃焼を考えると「インスリン」というのもを知っている方が得します。
インスリンとは血液内の糖濃度が上がれば高まります。
このインスリンが高い状態では筋肉が増えやすいのですが、体脂肪も増えやすい状態になってしまいます。
食事を食べ過ぎたり、糖などの炭水化物を多く摂るとインスリンは増えますので食事に気をつける必要があります。
しかし、筋トレ後は筋肉に栄養をしっかり補給する必要があるので必要な栄養は摂ってください。
筋トレしていない普段の状態では、体脂肪を減らしたいなら気をつけてください。
ホエイプロテインも多く摂るとインスリンを高めますので、筋トレ前後などはいいのですが、体脂肪を減らしたいなら
それ以外ではあまり多く摂るのはおすすめしません。