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シミの原因（お肌の悩み・肌トラブル）
肌トラブルの原因を理解しなければ
予防・対策はできません。
美肌になろう！美肌を保とう！

シミの原因（お肌の悩み・肌トラブル）

　「シミ」といっても、原因や症状などいくつか種類があります。
　
●シミの種類

・角質汚れシミ
　剥がれ落ちるはずの古い角質が付着したままになると、肌全体が透明感がなくザラツキがあり黒ずんできます。

・肝斑（かんぱん）
　女性ホルモンが関係していると考えられています。メラニン色素を発生しやすい状態になっています。
　顔全体に左右対称に薄く広範囲に出ます。

・そばかす
　表皮の一番下の基底層の細胞が日焼けなどによって変質してできます。遺伝による影響が大きいといわれています。
　紫外線を浴び続けると濃くなったりします。頬や鼻周辺に出ます。

・炎症性色素沈着
　炎症（ニキビ、アトピー、脱毛など）によって多くのメラニンが作られ、それが沈着してできます。全身に出ます。
　炎症部分に紫外線が当たるとますます濃くなっていきます。

・花弁状色素斑
　夏の海水浴など、強い紫外線に当たることでメラニン色素が大量に発生することによってできます。１～３ヶ月後くらいに出てきます。
　背中や肩に出ます。

・老人性色素斑（光老化性色素斑）
　老化によって皮膚が変化する時にできると言われています。若くてもでる場合があります。
　頬骨など出っ張っている部分にできやすい。若い時に日焼け対策などしていないと出ます。

・ベルガモット皮膚炎
　香水などのついている部分に紫外線が当たりシミになる

・摩擦黒皮症
　洗顔時など擦りすぎたり、タオルで拭く時に強く擦ったりしてシミになる。強すぎるマッサージも原因になります。

・女子顔面黒子症
　更年期前後のホルモンバランスの乱れで皮膚が過敏になり、そこになんらかの刺激を受けシミになる


●シミの原因
　シミの種類を上げましたが、シミのほとんどの原因は、紫外線によってできるメラニン色素です。
　お肌を守るために、メラニン色素が分泌され表皮の下の真皮に紫外線の害が及びにくくするためにシミができるのです。
　紫外線を浴びて、シミができてもお肌の状態が良ければ１ヶ月もすれば大抵は消えていきます。
　お肌が生まれ変わる周期、ターンオーバーと言われるものがあるからです。
　このターンオーバーはお肌の状態が良ければだいたい２８日です。
　表皮の最下層でシミが作られますが、ここで皮膚も作られています。どんどん新しい皮膚が作られシミと一緒に押し上げられていく感じです。
　ターンオーバーが順調でないお肌だと、紫外線の影響を受けやすく、お肌を守るために余計にメラニン色素が分泌されさらにシミが増えるといった悪循環になってしまいます。
　また紫外線を浴びすぎたりすると、表皮の下の真皮にシミが落ちていきます。そうなってしまうとシミは取れないといわれています。
　
　喫煙もビタミンＣを壊し、肌へのダメージが悪化します。
　冷え性などは血行不良で、栄養素がしっかりと肌などの末端まで運ばれませんので、ターンオーバーが順調に行われません。
　

　「美肌になろう！」のページでは、美肌になるための基礎知識から、スキンケアなどの洗顔方法・クレンジング方法、肌の材料となる栄養補給、生活習慣の影響など美肌になるための情報をそろえています。

　これらを、しっかり実践できれば、美肌になっていけると思います。
　正しいスキンケアでお肌の表面を整え、しっかりお肌に必要な栄養素を摂って しっかり睡眠を取り 新しく作られていくお肌を育てていく。これが美肌になるために絶対に必要なことです。どれかが欠けても美肌にはなれないと思ってくださいね。　
　新しく作られてくるお肌のための栄養補給は、効果がでるのに時間がかかりますので注意してください。
　お肌の作られる周期、ターンオーバーといわれているものです。若い人でも１ヶ月くらいかかります。年齢が高いならもう少し時間がかかります。
　しっかり継続してくださいね。