タバコの害(慢性閉塞性肺疾患(COPD))
気管支、細気管支、肺胞など広範囲に慢性の炎症が起き
空気の出入りが障害される慢性気管支炎。
肺胞が破壊され酸素と二酸化酸素の交換が障害される肺気腫。
これらの慢性気管支炎と肺気腫をまとめて、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼んでいます。
原因・治療法などが同じで区別する意味がないので、まとめて呼ばれるようになりました。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は世界での死亡原因の4位となっています。
症状としては、咳・たん・息切れなどです。
これらは、年齢のせいにされたりしますが、基本的に健康なら咳やたんは全く出ないのです。
息切れも以前と比べて急に酷くなったな、なんて思ったら病気です。
タバコを吸う人の15%が慢性閉塞性肺疾患(COPD)なるというデータがあります。かなりの確率です。
タバコを吸い続け年齢が高くなるほど確率は高くなるそうで。(50代なら6%程度ですが70代なら25%に)
逆に慢性閉塞性肺疾患(COPD)になっている人で95%が喫煙歴があるそうです。
タバコを止めても基本的に、肺の状態が健康には戻りません。一度破壊された肺胞は元に戻らないのです。
タバコによって急速に肺は衰えていきます。タバコを止めることによって、その衰えていく速さが健康な人と同じになります。
できるだけ早くタバコを止めることをおすすめします。
さっきも書きましたが、慢性閉塞性肺疾患(COPD)は世界での死亡原因の4位 です。
咳やたんが止まらない 又は、日常的な動作だけで息切れがする場合などは症状として危険です。
重症になると、酸素療法といって酸素ボンベを持ち歩くような治療法があります。 そんな生活大変です。
しかし、それで済めばまだいいですが、最悪は死んでしまうということをしっかり認識してください。
それくらいタバコは危険なものです。
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